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京都・鷹峯 杉とひのきの家具工房「ワシタカ工藝」のブログ
今年はどうなる?!雲ヶ畑炭焼き

こんにちは、

京都・鷹峯の杉とひのきの家具工房「ワシタカ工藝」です。

 

ちょうど1年前の今頃、

普段山仕事でお世話になっている雲ヶ畑に、

唯一残る炭窯で炭が焼かれるということで

理想の森で採れた木も一緒に焼いていただきました。

 

炭焼きは1週間近く掛けて行われる大仕事。

昨年は、窯に材料の木を詰めるところをお手伝いさせていただき、

その後もちょこちょこと様子をのぞきに行ってはレポートをまとめました。

 

炭焼きレポート記事 ※日付が新しい順に並んでいるため、一番下の記事よりご覧ください。

http://washitaka.jugem.jp/?search=%C3%BA%BE%C6%A4%AD%A5%EC%A5%DD%A1%BC%A5%C8

 

 

今年は3月1日から始めるとのことで

少しだけ窯詰めのお手伝いに行きました。

 

昨年は窯の前でたき火を続ける「素焚き」の火が

初期段階に消えてしまったり、なかなか予定通り温度が上がらなかったりで

苦戦されていました。

今回は、そんな経験を踏まえて

改良と工夫を加えながら臨まれているようでした。

 

 

夫が炭焼きを見に行っている間、

偶然にも私は炭でサバを焼いていました。

雲ヶ畑で、七輪を日々の煮炊きに活用されている姿を知って、

私もベランダに七輪を常設し

ことこと煮たり、野菜や魚焼いたり、に使えるようになってきたのですが

子どもが産まれてから七輪はすっかり遠のいていました。

だってー、小さな子どもを見ながら

そんな余裕なしです。

 

でも、子どもも大きくなってきて、

今日買ったサバ、炭火で焼きたいなぁと久しぶりに七輪に炭をおこしてみました。

子どもはメラメラ燃える火を見て、おーすごい!と大喜び

うちわで扇いで、

焼けてくるサバに「いいにおい〜」、味見して「もっとちょうだいー!」と

とても楽しかったようです。

 

昔は幼子をおんぶしながら、薪や炭で料理していたんですもんね。

本当にすごいです。

尊敬。

 

 

途絶えつつある炭焼きの技術や文化。

継承されて欲しいと思う一方で

今の生活に「炭」って必要??という矛盾は、やっぱり消えることはありません。

でも、久しぶりに炭を使ってみて

火は面白いし、炭火は旨い、と改めて感じました。

私は火の扱いが全然上手では無いのですが、

それなりに、工夫しながら、美味しいサバは焼けて

子どもにとっても、一緒におままごとするより

炭火で遊ぶ方が断然楽しいよなぁと感じました。

 

なんか、こんな単純な動機でいいと思うのです。

現代の生活のなかにあっても

ずっと継承されてきた炭という恩恵に

ちょっとだけでも、楽しくふれて、

その背景にあった日本人の山との暮らしや想いを考えてみる。

ちょこっとでも、それを多くの人が共有できたなら

大切なことは残せるのではないかな、と感じた焼サバの味でした。

 

ほんと、炭火料理は美味しい!!

今年の炭焼きが順調に進みますように。

 

 

***

ワシタカ工藝の家具に会える場所

 

ショールーム「WASHITAKA SHOP」

杉材をたっぷり使ってリノベーションした山合いのアパートの一室に

椅子やテーブル、棚類などワシタカ工藝の定番家具約30点が並びます。

窓の外の緑や空を眺めながら、ゆっくりお過ごしいただける空間です。

お子さまと一緒でも大丈夫です。

お気軽にお越しください。

 

●営業は予約制です

ご来店希望の日時をメールかお電話でお知らせください。

メール wstk1018@yahoo.co.jp

電 話 075(495)0073

 

●アクセスはこちら

 

●2017年2月から予約制にて営業することに変更いたしました。

よろしければ営業に関する想いをお読みください>>こちら

 

 

出店「天神さん@北野天満宮」

毎月25日北野天満宮(京都市上京区)で開かれる市に出店しています。

アクセスはこちら

 

***

 

杉とひのきの家具工房 ワシタカ工藝
http://washitaka.jp/
ワシタカ工藝facebook

https://www.facebook.com/washitakakougei

 


 

posted by aya | 22:57 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |
【炭焼きレポート】窯出参加者募集

先月行われた、雲ヶ畑での炭焼き。
いよいよ焼きあがった炭を窯から取り出す作業「窯出」を
今週末に行います。
ご興味ある方はぜひお越し下さい。
どんな炭に焼きあがっているでしょうか〜
どきどき。

日時 2016年4月16日(土) 9時30分から

場所 理想の森の近くの炭窯(京都市北区雲ケ畑)
(地図 :https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=z5lRnSSVhtOs.kvGre6lF9LFo

集合 午前9時30分

持ち物  昼食、水筒、汚れてもよい格好(長袖・長ズボン)、着替え、軍手、すべりにくい靴
    ※今回の作業は特に汚れてもいい格好と、マスクをお持ち下さい。

申込み
参加を希望される方は担当宛てに以下の項目についてご連絡下さい。
  1.氏名
  2.連絡先電話番号
  3.当日の交通手段(自転車・自家用車・バスなど)
     4.住所
  ★今年度最初の活動となりますので、ボランティア保険料500円が必要です。
   こちらにご加入いただくことで、1年間活動時の保険として適用されます。 

担当 渕上(risoh_forest@yahoo.co.jp)
  →ご連絡の際は「@」を小文字に変換してから送信して下さい。



ショールーム 「WASHITAKA SHOP」
●営業日  毎週日曜日 13:00〜18:00
 4月の営業日:3日、10日、17日、24日
 アクセスはこちら http://washitaka.jp/showroom.html
営業日以外はご予約訪問をお願いしております。
 どうぞお気軽にご希望の日時をお知らせ下さいませ!
 wstk1018@yahoo.co.jp 075・495・0073



出店 「天神さん@北野天満宮」
毎月25日北野天満宮(京都市上京区)で開かれる市に出店しています。
4月25日(月)日の出〜日没まで 
クセス>>http://kitanotenmangu.or.jp/kitano_access/


杉とひのきの家具工房 ワシタカ工藝
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posted by aya | 13:18 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |
【炭焼きレポート】着火〜窯閉め

さて、いよいよ炭焼きレポート終盤です。
材料の窯詰めをしてから素焚きを続け、
3日目(先週の土曜)の夜辺りには
窯内の温度が、炎が立ち上がると言われる85度まで
上昇すると予想されました。
けれども4日目(日曜)の朝になっても温度は70度台のまま、
昼になりようやく炎が立ち上がって
材料の木の上部に着火する、という状態になりました。

ここで窯の扉を閉めることで
時間を掛けて材料に着火した火を行き渡らせます。
1時間に5度ずつ窯内の温度が上昇し、270度に達したら
窯を完全に密閉して、炭焼きの完了となるのですが、
その後なかなか温度が上がってこなかったそうです。
そればかりか途中で温度上昇が止まり、再び素焚きをして
5日目(月曜)の夜中の2時半にようやく窯閉めができた、と報告がありました。

炭焼き、教科書通りにはいきませんねー!
むずかしい。
試行錯誤のなか最後まで窯の番、本当にお疲れ様でした。
10日経ったら窯の火が完全に消えるそうで
窯出しができるのは4月になってからです。
どんな風に炭が焼きあがったのでしょうか?!

ずっと、面白いとうわさに聞いていた炭焼き。
初めて現場に立ち合わせていただき、
後半は電話で細かく報告をしていただいて
片足分くらい経験できた感じがします。
炭焼き熱はしばらく続きそう・・・


ショールーム 「WASHITAKA SHOP」
●営業日  毎週日曜日 13:00〜18:00
 3月の営業日:6日、13日、20日、27日
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posted by aya | 20:26 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |
【炭焼きレポート】素焚き3日目/明日ショールーム営業日

今日も行ってきました、炭窯。
夕方4時頃の温度は約70度。
炭焼きの山場である炎の出現は今夜になりそうです。
残念ながら今回はその瞬間に立ち会うことはできませんが、
こうして直治さんが炭焼きを継承して下さっているので
この先もチャンスは訪れるはず!
順調に炭焼きが進行しているようで何よりです。

窯の様子見に来ていた常次さんちに寄って一服させてもらっていた時
昔の話を聞かせてもらいました。

常次さんのお父さんも炭焼きをやっており
戦後まもない昭和20年代に炭窯を作ったそうです。
まだ魚は配給制だった時代、
窯作りの手伝いにきた人に振舞うため
配給所に魚とお酒を取りに行かされたことを
よく記憶しておられました。
昭和30年代になると炭の需要は減っていきましたが
薪や柴(焚きつけに使う細かな枝)はまだ売れたと言います。
小学校低学年の頃、
薪、柴をいっぱい積んだ荷車をご両親が引いて、
その後ろを押して町の燃料屋まで納めに行ったそうです。
帰りは荷車の中で寝ながら帰ってきたのだとか。
納める薪は丸太の状態で束ねられ
その後燃料屋さんで割って束ね直して売られるそうです。
割った方が薪がかさ増しするから。

エネルギーが確実に自分たちの手の中で生まれていた時代の話。
遠い昔のことのようだけど、
つい最近までの話なんですよね。

こういう話を聞くのは本当に面白いです。
便利さの恩恵を受けまくっている私たちがここに戻ることはできないし
完全に戻る必要もないと思うのですが、
知っておきたい、知りたい!と私は感じます。
もっと、こういう生きた歴史を学校で習いたかったなぁ。


炭のことばっかり書いておりますが
明日はショールーム WASHITAKA SHOPの営業日です!
お待ちしております〜


ショールーム 「WASHITAKA SHOP」
●営業日  毎週日曜日 13:00〜18:00
 3月の営業日:6日、13日、20日、27日
 アクセスはこちら http://washitaka.jp/showroom.html
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 どうぞお気軽にご希望の日時をお知らせ下さいませ!
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出店 「天神さん@北野天満宮」
毎月25日北野天満宮(京都市上京区)で開かれる市に出店しています。
3月25日(火)日の出〜日没まで 
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posted by aya | 21:01 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |
【炭焼きレポート】素焚き2日目



今日は朝の5時と10時に炭窯へ。
引き続き、炭の材料の前で焚き火をして
窯の温度を徐々に上げていきます。
この焚き火のことを「素焚き」というそうです。

昨晩は素焚きの火が消えてしまったり、
煙がなかなか出てこなかったりで
今回3度目の炭焼きに挑戦する直治さんは
眠れぬ夜を過ごされたそうです。

5時に様子を見に行ったときは
しっかり煙が出ていて、温度も順調に上がってきているようでした。
10時に行った時は
直治さんは出勤しなければならず
お父さんの譲二さんが窯の前で番をされていました。
炭焼きの経過について細かく教えていただいたり
昔の話を聞かせてもらったり
いい時間を過ごすことができました。

それにしても、炭焼きってすごい。
昔はみんな焼いていたとおっしゃていました。
譲二さんが炭焼きなどの山仕事を教わった、明治生まれのおじいさんは
日露戦争で徴兵され中国に駐留していたとき
あまりの厳しい寒さのなか
炭焼きをできる者はいないか?と問われ
戦争の最中に炭窯を作り、炭を焼いたそうです。
炭焼きの技術を現地の人に伝え
その炭が、凍える戦場での暖となったそうです。

炭が日常的に使われていたのは
そんなに昔のことではないのに、
ずいぶん遠くに来てしまったものだ!

炭窯で過ごしていると
なんだかタイムトリップしたみたいです。
家から車で30分なのに、
人里離れた山奥にいるような気分になります。
明日は、炭焼きの山場に差し掛かると思われます。
たのしみ。

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posted by aya | 21:01 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |
【炭焼きレポート】窯詰め〜火入れ

雲ヶ畑に唯一残る炭窯。
高齢になった炭焼き職人さんに代わり
息子さんが技術を継承しようと奮闘されています。

今年は、理想の森で採れた木を一緒に焼かせてもらい
念願の‘‘理想の森の炭’’を作ります。
昨日からついに炭焼きが始まりました。
火の神様に無事をお祈りして
窯に木を詰め、火入れをするまでのお手伝いに行ってきました。


炭窯の入り口は腰を屈めた大人がやっと通れるくらい。
中の広さは2畳ほど。
そこへ軽トラ約3杯分の、炭の材料となる木を詰めていきます。

真っ暗な窯の中、ヘッドライトを灯しながら
85センチに切り揃えた木を1本ずつ縦向きに並べます。
詰め終えたら、
下の写真のようにブロックで壁を作り
壁の手前で薪を燃やし続け、
その熱と煙で中の木を燻し焼きにします。

最後は薪が燃える場所もレンガで閉じて、
継ぎ足しができる扉を取り付けます。
この扉から、火が絶えないように薪をくべ続けるのですが
燃やす、というより
くすぶった状態を保つようです。
様子を見に来た炭焼き職人のおじいちゃん、
乾いていない生木を、どんどん投入するように指示。
「そんなことしたら火消えるんちゃう???」
と、手伝いに来た誰もが思ってしまいます。

炭焼きの原理、理屈としては理解できるけど
ほんとにこれで、中に詰めた木が炭になるの?
まんべんなく熱が回るの?
くすぶった薪でそんな高温になるの?
頭のなかはハテナマークだらけ。



一日がかりで、無事に窯詰めをして火入れができました。
これからは4時間ごとに薪を足しに行くそうです。
3日掛けて窯の温度を上げていくと
ある瞬間に炎が上がり、窯内に充満したガスに引火して
青い炎が立ち込めるんだそうです。
その炎が材料の上部に着火し、窯の扉を閉めて
時間を掛けて火を行き渡らせます。
そして、280度に達したときに窯を完全に密閉します。

次は、夜の9時頃に薪を継ぎ足しに行くそう。
いつも山仕事で指導をしてもらっている常次さんは
小学生の頃、夜にお父さんに連れられて
提灯をぶら下げ、火の番へ行ったことを今でもよく覚えているそうです。
炭焼きの時は塩鯖と日本酒一本、だったようで
窯の前ではちょっとした男の宴会が開かれていたのでしょうか。
そんなこともあってか
火の様子を見にいきたいと
家に居ても落ち着かない主人です。

炭焼きレポートつづく。


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 3月の営業日:6日、13日、20日、27日
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 どうぞお気軽にご希望の日時をお知らせ下さいませ!
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3月25日(火)日の出〜日没まで 
クセス>>http://kitanotenmangu.or.jp/kitano_access/


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posted by aya | 16:23 | 山仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |